荒川区の外国人比率ランキング|東京23区でも外国人が多い地域の実態を解説

日々の気づき

東京都内では外国人住民が年々増えていますが、その中でも荒川区は外国人比率が高い地域として知られています

山手線や京成本線など交通の利便性が高く、比較的家賃も抑えられるため、留学生や技能実習生、外国人労働者など多くの外国人が居住しています。

その背景には、以下のような要因があります。-

  • 日暮里・西日暮里・上野などへのアクセスが良い
  • 飲食・物流・製造など外国人雇用が多い業種が集中している
    特に近年は、中国・ベトナムを中心としたコミュニティが形成されており、「働くために来る外国人」が集まりやすい地域となっています。
  • 家賃が比較的安く、初期費用を抑えやすい

本記事では、荒川区の外国人比率の実態と町丁別の外国人比率ランキングについて、初心者にもわかりやすく解説します。


荒川区の外国人比率はどれくらい?

まず、荒川区全体の外国人比率を見てみましょう。

荒川区の住民基本台帳などの統計によると、近年の人口はおおよそ次のようになっています。

  • 総人口:約21万人
  • 外国人人口:約3万8千人

この数字から計算すると、

外国人比率は約18〜19%

となります。

つまり、

荒川区ではおよそ5人に1人が外国人

という計算になります。

東京23区の中でもこの割合は比較的高く、新宿区や豊島区などと並び、外国人居住者が多い地域の一つといえます。

荒川区 外国人比率ランキング(町丁別)

荒川区内でも、外国人が特に多い地域と比較的少ない地域があります。
住民基本台帳の傾向などを参考に、外国人比率が高い地域をランキング形式で紹介します。

第1位 東日暮里6丁目

外国人比率:およそ30〜35%

荒川区の中でも特に外国人が多い地域です。
JR日暮里駅に近く、交通アクセスが非常に良いため、留学生や外国人労働者が多く住んでいます。

中国系住民が多く、中国語の看板や中国料理店なども多く見られるエリアです。

第2位 西日暮里2丁目

外国人比率:およそ28〜33%

西日暮里駅周辺のエリアです。
山手線、京浜東北線、千代田線など複数の路線が利用できるため、都心へのアクセスが非常に良い地域です。

飲食業やサービス業で働く外国人の居住も多く見られます。

第3位 荒川3丁目

外国人比率:およそ25〜30%

住宅密集地域であり、賃貸マンションやアパートが多い地域です。
比較的家賃が安いため、外国人労働者の居住が増えています。

また町工場も多く、技能実習生などが住んでいるケースもあります。

第4位 東日暮里5丁目

外国人比率:およそ23〜28%

日暮里駅南側の住宅エリアです。
中国人住民が増えている地域の一つで、中国系の飲食店や店舗も徐々に増えています。

第5位 西日暮里1丁目

外国人比率:およそ20〜25%

古い住宅街と賃貸住宅が混在している地域です。
外国人向け賃貸住宅やシェアハウスなども多く、外国人居住者の割合が高い傾向にあります。

第6位 荒川5丁目

外国人比率:およそ20〜24%

町工場や小規模企業が多い地域です。
技能実習生や外国人労働者の居住が一定数見られます。

第7位 町屋1丁目

外国人比率:およそ18〜22%

京成本線と東京メトロ千代田線が利用できる町屋駅周辺のエリアです。
生活費が比較的安く、外国人留学生の居住も多く見られます。

第8位 東日暮里3丁目

外国人比率:およそ17〜20%

住宅街でありながら交通アクセスが良いため、外国人居住者が徐々に増えている地域です。

第9位 南千住1丁目

外国人比率:およそ15〜18%

再開発が進んでいるエリアです。
ファミリー層の外国人居住も増えてきています。

第10位 西尾久5丁目

外国人比率:およそ13〜16%

工場や物流関係の企業が多く、外国人労働者の居住も一定数見られます。


順位地域外国人比率(目安)特徴
1位東日暮里6丁目約30~35%中国人・ネパール人が多い
2位西日暮里2丁目約28~33%日暮里駅周辺、飲食・商業多い
3位荒川3丁目約25~30%賃貸マンション密集
4位東日暮里5丁目約23~28%中国系住民が増加
5位西日暮里1丁目約20~25%古い住宅+シェアハウス
6位荒川5丁目約20~24%町工場+外国人労働者
7位町屋1丁目約18~22%京成線周辺
8位東日暮里3丁目約17~20%留学生・技能実習生
9位南千住1丁目約15~18%再開発エリア
10位西尾久5丁目約13~16%工場系労働者

外国人比率は、単なる人口データではありません。

その地域の

雇用環境
生活のしやすさ
行政対応の成熟度

を示す重要な指標です。

例えば、

– 外国人比率が高い → 外国人向けの仕事・サービスが多い
– 外国人比率が低い → 言語・文化面のハードルが高い可能性

つまり、荒川区は
「外国人が働きやすい環境が整っている地域」といえます。

荒川区に外国人が多い理由

荒川区に外国人が集まる理由はいくつかあります。

① 家賃が比較的安い

山手線沿線でありながら、渋谷や新宿などの中心部と比較すると家賃が安い傾向があります。

そのため、

  • 留学生
  • 技能実習生
  • 外国人労働者

などが住みやすい環境になっています。

② 交通アクセスが良い

荒川区には多くの鉄道路線が通っています。

主な路線は次の通りです。

  • JR山手線
  • 京浜東北線
  • 常磐線
  • 京成本線
  • 東京メトロ千代田線
  • 日暮里舎人ライナー

そのため、都心の仕事場へ通勤しやすいというメリットがあります。

③ 外国人コミュニティが形成されている

外国人が多く住む地域には共通点があります。

それは、

すでに同じ国の人が住んでいること

です。

荒川区では特に

  • 中国人
  • ネパール人
  • ベトナム人

のコミュニティが形成されています。

友人や知人の紹介で同じ地域に住むケースも多く、結果として外国人居住者が増えやすい傾向があります。

荒川区の外国人国籍ランキング

荒川区の外国人住民の国籍は、主に次の順番で多いとされています。

1位 中国
2位 韓国
3位 ネパール
4位 ベトナム
5位 ミャンマー

特に中国人の割合が高く、日暮里や西日暮里周辺では中国語の看板や中国系店舗を見かけることも増えています。

荒川区の外国人国籍別人数グラフ

行政書士の実務から見たリアル

現場の相談では、次のような誤解が非常に多く見られます。

  • 外国人が多い地域だからビザも問題ない
  • とりあえず働いていれば更新できる
  • 会社がやってくれているから大丈夫

しかし、実際の入管審査はそう甘くありません。

特に重要なのは以下の2点です。

業務内容と学歴・職歴の一致

就労ビザでは、学歴と業務内容の関連性が厳しく見られます。
一致していない場合、不許可リスクが高まります。

申請内容と実態の一致

書類上は問題なく見えても、実態とズレがある場合、
更新・変更で不許可になる可能性があります。

地域との摩擦・問題

1. 民泊問題:全国初の摘発事例と厳しい独自条例

荒川区は、東京都内でも「民泊に対して最も厳しい条例を持つ区」の一つです。

  • 「土日祝のみ」の営業制限:
    荒川区の条例では、住居専用地域などにおいて、民泊の営業を「土曜正午〜月曜正午(および祝日)」に限定しています。平日の営業は原則禁止です。
  • 全国初の強制捜査:
    2026年1月、この条例を無視して平日営業を行い、区に虚偽の報告をしていた運営会社が書類送検されました(住宅宿泊事業法違反)。これは全国初の摘発事例として大きなニュースになりました。
  • 騒音・治安への懸念:
    宿泊客による深夜の騒ぎ声や、見知らぬ外国人が頻繁に出入りすることへの住民の不安が、規制強化の背景にあります。

2. ゴミ出しルールのトラブルと対策

「ゴミの問題」は、定着する外国人住民と地域住民の間で最も摩擦が起きやすいポイントです。

  • 分別の習慣の違い:
    日本独自の細かい分別(可燃、不燃、資源、粗大ゴミなど)や「朝の決まった時間に出す」というルールが、母国の習慣と異なるために守られないケースがあります。
  • 不法投棄トラブル:
    2026年の民泊摘発事例でも、宿泊客によるゴミのポイ捨てや不適切な排出が近隣住民からの通報(110番)のきっかけとなりました。
  • 区の取り組み:
    荒川区では、多言語対応のゴミ出しパンフレットの配布や、啓発活動を行っていますが、依然として課題は残っています。

上記以外にも

– 生活習慣の違いによる近隣トラブル
– ゴミ出し・騒音などのルール違反
– 言語の壁によるコミュニケーション不足
– 資格外活動・不法就労

特に問題なのは、企業側の理解不足です。

知らないうちに違法雇用になっているケースも少なくありません。

今後も外国人は増えるのでしょうか

日本では少子高齢化による労働力不足が深刻になっています。
そのため政府は外国人労働者の受け入れ制度を拡大しています。

例えば次のような制度があります。

  • 技能実習制度
  • 特定技能制度
  • 留学生アルバイト

こうした制度の影響もあり、都市部では外国人居住者が増える傾向があります。

荒川区も例外ではなく、今後も外国人比率が高くなる可能性がある地域といえるでしょう。

まとめ

荒川区は東京23区の中でも外国人比率が高い地域です。

外国人が多いエリアとしては、特に次の地域が挙げられます。

  • 東日暮里
  • 西日暮里
  • 荒川
  • 町屋

外国人が多い理由としては、

  • 家賃が比較的安い
  • 交通アクセスが良い
  • 外国人コミュニティが存在する

といった点が挙げられます。

外国人の増加は地域の多様性を生む一方で、生活ルールや地域コミュニティとの関係など、さまざまな課題も生まれています。

今後は、外国人住民と地域社会がどのように共存していくかが、重要なテーマになっていくでしょう。

荒川区はチャンスとリスクが共存する地域

荒川区は、外国人が働きやすい、雇用機会が多いというメリットがある一方で、ビザ不許可リスク、違法就労リスクも存在します。

重要なのは、正しい制度理解と適切なビザ設計です。これを押さえることで、外国人雇用は大きな戦力になります。

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