荒川区で永住権を取得する完全ガイド|不許可事例と審査基準を行政書士が解説

永住権

結論(先に知りたい方へ)

荒川区で永住権申請は可能です。
しかし実務では、

👉 条件を満たしていても不許可になるケースが多発しています。

特に以下に当てはまる方は注意が必要です。

  • 年収が300万円前後
  • 転職回数が多い
  • 年金・税金に不安がある
  • 扶養家族がいる
  • 過去に未納・滞納がある

永住申請は単なる手続きではありません。「履歴・安定性・信用」を総合的に判断される審査です。そのため、 出し方を間違えると簡単に落ちます。

▼このような方は要注意です

  • 自分のケースで許可が出るか分からない
  • 過去に転職や収入の変動がある
  • ネット情報だけで申請しようとしている

荒川区に住んでいる場合の申請先

荒川区に住んでいる外国人がビザ更新を行う場合、主に次の入管で申請します。

👉申請先

東京出入国在留管理局

所在地
東京都港区港南5丁目5番30号

荒川区から入管へ行く場合は

  • JR山手線
  • 京浜東北線
  • 常磐線
  • 東京メトロ日比谷線

などを利用してアクセスすることができます。

東京出入国在留管理局 松戸出張所

松戸出張所は、東京東部エリアの外国人の申請を多く扱っており、

  • 荒川区
  • 足立区
  • 葛飾区
  • 江戸川区

などに住んでいる外国人も多く利用しています。

永住権とは何か

永住権とは、在留期間の制限なく日本に住み続けられる在留資格です。

主なメリットは以下のとおりです。

  • 在留期間の更新が不要
  • 就労制限がなくなる
  • 転職や独立が自由
  • 住宅ローンなどの信用が上がる

一方で、審査は他の在留資格よりも圧倒的に厳しくなります。

荒川区で永住申請をする方の特徴

荒川区は都内でも外国人居住者が多いエリアであり、

・日暮里
・町屋
・三河島

周辺を中心に、永住申請の相談が非常に多い地域です。会社員だけでなく、飲食業・IT・自営業など多様な職種の方が申請しています。

永住申請の要件(実務で見られるポイント)

永住審査で見られるポイント(公式基準)

永住申請では主に以下が審査されます。

  • 素行が善良であること
  • 安定した収入・生活基盤
  • 納税義務の履行

これは法務省の審査基準に基づいています。

在留期間

  • 原則10年以上の在留
  • 就労ビザは5年以上で申請可能な場合あり
  • 日本人配偶者等は3年程度

年収の目安

永住申請において明確な年収基準は公表されていません。ただし実務上の目安は存在します。単身の場合はおおむね300万円以上が一つの基準となります。

そして扶養家族がいる場合は、1人増えるごとに約70万円前後の上乗せが必要と考えられています。

例えば、

  • 単身:300万円以上
  • 配偶者あり:370万円前後
  • 子ども1人:440万円前後
  • 4人家族:500万円前後

が一つの現実的なラインです。ただし、これはあくまで目安であり、入管が明確な基準を公表しているわけではありません。

実際の審査では、

  • 収入の「金額」
  • 収入の「継続性」
  • 家族構成とのバランス

が総合的に判断されます。そのため、年収が基準を満たしていても不許可になるケースもあれば、
やや下回っていても安定性が評価され許可されるケースもあります。

納税・社会保険(最重要)

以下は厳格にチェックされます。

  • 住民税
  • 年金
  • 健康保険

1回の未納やわずかな遅延でも不利になるケースがあります。

永住申請は“出し方”で結果が変わります

同じ条件でも、

  • 理由書の書き方
  • 収入の説明
  • 不利な事情の整理

によって、許可・不許可が分かれるのが実務です。

実際にあった不許可事例(詳細)

① たった1ヶ月の未納が原因で不許可

日本人の夫とドイツ人の妻のケースです。

夫は会社員で年収も安定しており、永住申請の条件は一見問題ありませんでした。

しかし、転職時に国民健康保険へ切り替わった際、わずか1ヶ月分の保険料を支払い忘れていました。その後すぐに納付しましたが、入管はこれを「期限通りに義務を履行していない」と評価しました。

結果、永住申請は不許可となりました。

ポイントは、

  • 未納期間はわずか1ヶ月
  • 最終的には支払っている
  • それでも「履歴」としてマイナス評価される

という点です。

実務上、このような「うっかりミス」による不許可は非常に多いです。

② 年収は回復したのに不許可

ネパール人の家族4人のケースです。

コロナ禍で一時的に年収が大きく減少しましたが、その点は一定程度考慮されました。

しかし翌年に転職した結果、年収が以前よりも下がってしまいました。入管はこれを見て、「家族4人を安定して扶養できる水準ではない」と判断しました。

結果は不許可です。

このケースのポイントは、

  • 一時的な収入減は許容されることがある
  • しかし現在の安定性は非常に厳しく見られる

という点です。

③ 転職直後の申請で不許可

年収自体は問題がなかったものの、転職して間もないタイミングで申請したケースです。

継続的な収入の安定性が確認できないとして、不許可となりました。

④ 扶養関係の説明不足で不許可

母国の家族への送金をしていたものの、証拠や説明が不十分で「実態が不明」と判断されました。

結果として生活基盤に疑義ありとされ、不許可となりました。

⑤ 副業収入の申告漏れで不許可

副業収入を確定申告していなかったケースです。

悪意がなくても「納税義務を適切に履行していない」と評価され、不許可となりました。

必要書類一覧と申請の流れ

永住申請では書類の精度が結果を左右します。

主な書類は以下のとおりです。

  • 永住許可申請書
  • 理由書(最重要)
  • 住民票
  • 課税証明書・納税証明書
  • 在職証明書
  • 給与明細
  • 年金記録
  • 健康保険の納付記録
  • 身元保証書

特に理由書は「審査官への説明資料」であり、内容次第で結果が変わります。

👉永住許可申請に必要な書類を詳しく

申請の流れ

  • 要件の確認
  • 書類収集
  • 理由書作成
  • 入管へ提出
  • 審査(1年~1年6か月)

年金記録の確認方法(ねんきんネットの使い方)

永住申請では、年金の納付状況が非常に重要です。
しかし実際には「ねんきんネットの見方が分からない」という方が非常に多いです。

特に、

  • どこを見れば未納が分かるのか
  • どの画面を提出すればいいのか
  • 印刷方法が分からない

といった点でつまずくケースが目立ちます。

そのため、ログイン方法から記録の見方、プリントアウトまでをまとめた解説ページを用意しています。

自分で申請できる人

以下に該当する場合は自力でも可能です。

  • 収入が安定している
  • 未納や遅延が一切ない
  • 転職が少ない
  • 家族構成がシンプル
  • 時間に余裕がある

自分で申請が難しい人

以下に該当する場合は注意が必要です。

  • 過去に未納や遅延がある
  • 収入が不安定
  • 転職回数が多い
  • 扶養家族が多い
  • 副業や海外送金がある
  • 時間に余裕がない

この場合、不許可リスクは大きく上がります。

永住申請で失敗したくない方へ

永住申請は一度不許可になると、その後の審査にも影響します。

そのため、「とりあえず出す」のではなく申請前の判断が最も重要です。まずはご自身の状況が許可の可能性があるか、確認することをおすすめします。

行政書士に依頼するメリット

行政書士に依頼する最大のメリットは、
「通すための設計」ができる点にあります。

  • 不許可リスクの事前分析
  • 問題点の洗い出し
  • 理由書の最適化
  • 審査官目線での構成

永住申請は同じ条件でも結果が分かれるため、この差が非常に重要です。

行政書士に依頼すべき人

実務上、以下のケースは専門家の関与が強く推奨されます。

  • 一度でも不許可になっている
  • 収入が基準ギリギリ
  • 説明が難しい事情がある
  • 確実に通したい

よくある質問(FAQ)

Q
審査にはどのくらい時間がかかりますか?
A

永住申請の審査期間は、通常1年〜1年半程度です。

以前は6ヶ月前後で結果が出ることもありましたが、近年は審査の厳格化により長期化しています。

特に以下のようなケースでは、さらに時間がかかる傾向があります。

・扶養家族が多い
・収入の変動がある
・転職歴が多い

Q
家族全員で申請すべきですか?
A

結論から言うと、ケースバイケースです。

実務上は、

・まず1人だけで申請した方が良いケース
・最初から家族全員で申請すべきケース

の両方が存在します。

例えば、

・世帯主の収入がギリギリの場合
・扶養人数が多い場合

は、先に1人だけで取得した方が通りやすくなることがあります。

Q
年収をごまかして申請できますか?
A

できません。絶対にやめてください

永住申請では、

・課税証明書
・納税証明書
・給与資料

など複数の資料が照合されます。そのため、収入を偽ることはほぼ確実に発覚します。さらに、虚偽申請と判断された場合は、不許可今後の申請への悪影響につながる可能性があります。

Q
献血すると許可が出やすいというのは本当ですか?
A

結論として、そのような事実はありません。

これはインターネット上で広まった情報ですが、入管の審査基準とは一切関係がありません。

永住申請で評価されるのは、

・納税状況
・収入の安定性
・法令遵守

といった客観的な要素です。

まとめ

永住申請で最も重要なのは次の3点です。

  • 収入の高さではなく安定性
  • 現在ではなく過去の履歴
  • 事実だけでなく説明の仕方

荒川区で永住申請を検討している方は、「問題がないか」ではなく「審査でどう評価されるか」を基準に準備する必要があります。

荒川区で永住申請を依頼する行政書士の選び方

永住申請はどの行政書士に依頼しても同じではありません。

特に重要なのは以下の3点です。

  • 永住申請の実務経験が豊富か
  • 不許可事例への対応経験があるか
  • 理由書の作成力があるか

永住申請は「書類を出すだけ」ではなく、
審査官にどう評価されるかの設計が重要です。

料金の目安

永住申請の費用は事務所によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。

  • 10万円〜20万円程度(単身)
  • 15万円〜30万円程度(家族)

※難易度によって変動

料金が安いだけで選ぶのではなく、「通すための設計ができるか」で判断することが重要です。

このような方は一度ご相談ください

  • 自分のケースで許可が出るか知りたい
  • 過去に未納や転職歴があり不安
  • 一度不許可になっている
  • 確実に永住を取りたい

永住申請は「出せば通る手続き」ではありません。申請前の判断で結果が大きく変わります。

行政書士DNR事務所では…

ビザ申請の相談なら行政書士DNR事務所へ

当事務所では、荒川区を中心に葛飾区・足立区・台東区・北区など東京東部エリアにお住まいの外国人の方、また外国人雇用を検討されている企業様に向けて、在留資格申請を専門にサポートしております。

特に、転職後の更新や業務内容の変更があるケースなど、審査が厳しくなりやすい申請にも対応しており、単なる書類作成にとどまらず、不許可リスクを踏まえた戦略的な申請を行っております。申請理由書の作成から入管対応まで一貫して対応することで、お客様の負担を大きく軽減いたします。

在留資格の申請は、一度の判断ミスや説明不足が不許可につながる重要な手続きです。特に更新直前や転職直後のご相談は、準備期間が不足し対応が難しくなるケースもあります。

「まだ大丈夫」と思っている段階でのご相談が、結果を大きく左右します。

また、名古屋・甲府・高崎など、東京以外の入管管轄エリアへの出張にも対応しております。遠方の案件についても柔軟に対応可能です。

他事務所で断られた案件や、不許可歴があるケースについても対応しておりますので、まずは一度ご相談ください。



メディア掲載

当事務所は、TVや雑誌などの第三者メディアでも紹介されており、外部からの評価という点でも信頼をいただいております。

「実際にどのような事務所なのか不安がある方」は、掲載実績をご覧いただくことで、客観的な評価をご確認いただけます。

事務所の取り組みや評価について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

👉TV・雑誌など

👉口コミ評価研究所

事務所へのアクセス

千代田線町屋駅より徒歩約8分

  • 千代田線「町屋駅」を1番出口より出ます。
  • 左方向の踏切を渡ります。
  • 都電荒川線沿いを直進します。
  • 「町屋二丁目駅」が見えます。
  • 更に直進します。
  • すずき小児科医院を左手にして、信号を渡ります。
  • 更に線路沿いを約100メートル直進します。
  • 左手に中野マンションがあります。