今日は、行政書士に依頼するメリットを5つ説明いたします。人によってメリットと感じるものが違いますが、わたしが実体験として感じたメリットをお話しします。
行政書士が全部やってくれて楽(らく)
わたしが行政書士に依頼した時に感じた「あ、頼んでよかったな」と感じたこと、まず1番は「楽」です。
書類収集を行政書士が全部やってくれます。どんな書類を集めたらよいか、まったく自分は知る必要がないです。
行政書士に従えばいいので、無駄な時間が省ける
行政書士がリストアップして集めてくれますし、本人が集めないといけない書類だけ教えてくれますので、本当に楽ですし、その分自分の時間が作れます。
2番目と3番目のメリットは、どちらも「早い」なのですが、早いの意味が少し違います。
申請するまでの時間が早い
行政書士に頼むと、業務内容にもよりますが、だいたい1か月くらいで全部の必要書類を集めて申請しちゃいます。ですが、自分で本で調べたりインターネットで調べたりして申請すると、やっぱりかなりかかっちゃいます。この差は大きいですよね。
むしろ、書類を集めるよりも調べる事の方が時間がかかる人もいる
申請してからも早い
行政書士に頼んだ場合、配偶者ビザの許可(ビザが取れるということ)までに60日かかったとします。自分で対応した場合、もちろん60日でいけばいいですが、何度も追加書類の提出を求められたりすると、どうしてもその期間の分、時間がかかってしまうんですよね。
例えば、追加書類を集めるのに10日かかり、別の追加書類の提出も必要になってさらに10日かかるとなってしまうと、60日で許可がおりるつもりでいても、トータルで80日かかってしまうことが考えられます。
自分でやるよりも行政書士に頼んだほうが、早い。申請する前も申請した後も早く済むようです。
最初から必要書類がわかっているので、追加書類集めで再度時間を取られる事がない
書類の作成・収集が確実
様々な場所で情報は手に入るが、やはり行政書士に依頼した方が、確実です。
ネットには、ああしたほうがいい、こういうことを書いたほうがいい、など情報が転がっています。もちろん本も売っていますし、役所のホームページにも書き方が載っています。いろんな場所で情報が手に入ります。ですが、情報を集めるのにも時間がかかりますし、苦労して集めた情報が実は不十分だったりします。
例えば、国際結婚するときに、申請理由書という「どうして配偶者は日本に住みたいのか」という書類があります。役所のホームページの説明では1ページ分となっていますが、私の場合は3ページ必要でした。3枚がっつり書いてあります。
どのような内容かというと、わたくし佐々木淳一は留学でスペインに渡り…から始まって、妻との交際経緯(いつどこでどのように出会ったのか)、日本に帰国する理由(なぜふたりで日本に帰国したいのか)、日本に帰国してからの生活(どのように生活する計画なのか)、貯金額など、細かく書いてあります。こんなプライベートなことまで?と思うようなことも書かないといけませんでした。ここまで書かないと、許可が出にくいようです。
でも、そこまでの情報が本やインターネットに書いてあるのか、はたしてこういった許可がスムーズに取れる文章を自分で作れるのかとなったとき、やっぱり行政書士に頼むべきです。その当時は「自分では書けない」と感じたからです。
役所のフォーマットだと実際は不足することが多い
高いと思われがちだが実は意外と安い
こんな金額でいいの?と感じました。実際の当時の僕への請求書には、16万2000円と書いてあります。わたしは、これは安い印象を受けました。
なぜなら、例えば、日本で書類を集めます→いったんスペインに帰ります→もう一度日本に行って申請します→申請し許可を待つ間にスペインに帰ります…日本とスペインを行き来しなければならなかったとしたら、しかも何往復もする必要があったとしたら、16万2000円でなんてとてもじゃないけど、無理です。こんなにやっていただけて、この値段か、と。安いなあ!と思いました。