なぜ荒川区で中国人の会社設立が増えているのか|行政書士が解説

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東京都荒川区では、近年外国人による会社設立が増えています。
その中でも特に目立つのが、中国人による会社設立です。

実際に会社設立や在留資格(ビザ)申請の相談を受けていると、「荒川区で会社を作りたい」という中国人経営者からの問い合わせは珍しくありません。

なぜ荒川区で中国人の会社設立が増えているのでしょうか。

この記事では、行政書士の実務の視点から

  • 荒川区で中国人起業が増えている理由
  • よくあるビジネスの内容
  • 日本で会社を作る目的
  • 外国人が会社設立する際の注意点

などをわかりやすく解説します。


荒川区は外国人が多い地域

荒川区は、東京都の中でも外国人住民が多い地域として知られています。

荒川区の統計でも、外国人住民は年々増加しています。
特に多い国籍は次のとおりです。

  • 中国
  • ベトナム
  • ネパール
  • 韓国

この中でも、中国人は長年にわたり荒川区の外国人コミュニティの中心となっています。

外国人が多い地域では

  • 同じ国のネットワーク
  • 情報共有
  • ビジネス紹介

などが行われやすくなります。

そのため、新しく来日した外国人にとっても、起業しやすい環境が自然とできあがるのです。

理由① 事務所や店舗の家賃が比較的安い

荒川区は、東京都心に近い場所にありながら、比較的家賃が安い地域です。

例えば

  • 港区
  • 渋谷区
  • 千代田区

などと比べると、事務所や店舗の賃料はかなり抑えられます。

会社設立直後は

  • 事務所
  • 店舗
  • 倉庫

などの固定費が経営の大きな負担になります。

そのため、初期コストを抑えたい外国人起業家にとって、荒川区は魅力的なエリアといえます。

理由② 中国人コミュニティがある

荒川区には中国人住民が多く、中国語が通じる環境もあります。

例えば

  • 中国人経営の飲食店
  • 中国系スーパー
  • 中国語対応の不動産会社

などが存在しています。

同じ国の人が多い地域では

  • 仕事の紹介
  • ビジネスパートナー
  • 人材紹介

などが生まれやすくなります。

このようなコミュニティがあることで、外国人でも安心して事業を始めやすい環境が整っています。

理由③ 日本法人の信用力

中国人経営者の中には、日本法人を設立することで信用力を高めたいという目的を持つ人もいます。

例えば

  • 日本の商品を海外へ輸出する
  • 中国企業と取引する
  • 日本ブランドを利用したビジネス

などです。

日本企業は海外でも信頼度が高いとされているため、日本法人を作ることで

ビジネスの信頼性を高める効果

が期待できます。

理由④ 経営管理ビザの取得

外国人が日本で会社を経営する場合、通常は経営管理ビザを取得する必要があります。

経営管理ビザの主な条件は次のとおりです。

  • 日本に事務所があること
  • 資本金が3000万円以上であること
  • 実態のある事業計画があること

これらの条件を満たすことで、日本で会社を経営する在留資格を取得することができます。

そのため、日本で長期的にビジネスを行いたい外国人にとって、会社設立は非常に重要なステップになります。


荒川区で多い中国人のビジネス

行政書士として相談を受ける中で、荒川区では次のような業種が比較的多く見られます。

貿易業

中国と日本の間で商品を輸出入するビジネスです。

例えば

  • 日用品
  • 雑貨
  • 食品
  • 家電

などを取り扱う会社があります。

飲食店

中国人による会社設立で多い業種の一つが飲食店です。

従来は「中華料理店」として幅広いメニューを出す店が多く見られましたが、最近は「ガチ中華」と呼ばれる本格的な中国料理の店が増えています。

例えば、

  • 火鍋専門店
  • 四川料理専門店
  • 東北料理
  • 羊肉料理

など、地域や料理ジャンルに特化した店舗です。

このような専門店は、日本人向けの中華料理というよりも、中国人コミュニティや中国人観光客をターゲットにしているケースも多く見られます。

そのため、「中華料理店」という広い業態ではなく、火鍋専門店など特定の料理ジャンルに特化した店舗が増えているのも最近の特徴です。

ネット販売(EC)

最近増えているのがネット販売ビジネスです。

例えば

  • 日本の商品を中国へ販売
  • 越境EC
  • オンラインショップ

などです。

インターネットを利用することで、小規模でもビジネスを始めることができます。

販売プラットフォームとしてよく利用されているのは

  • Amazon
  • メルカリ

などです。

比較的簡単に出店できるため、初期費用を抑えてビジネスを始めることができます。

一方で、楽天市場などの大手ECモールは出店審査が厳しく、外国人の場合は在留資格や在留期間の条件が影響することがあります。

例えば、経営管理ビザで起業したばかりの外国人は、在留期間が1年の場合も多く、審査の段階で不利になるケースもあります。

そのため、まずはAmazonやメルカリなどで販売を開始し、事業実績を作ってから事業を拡大していくケースも見られます。

不動産・宿泊関連

外国人観光客の増加に伴い、

  • 宿泊事業
  • 不動産関連ビジネス

などに関心を持つ外国人もいます。

ただし、これらの分野は法律規制が多いため、事前の確認が必要です。


外国人の会社設立には注意点もある

外国人が日本で会社を設立する場合、日本人とは異なる注意点があります。

例えば

  • 在留資格(ビザ)の問題
  • 事業計画の内容
  • 税務手続き
  • 許認可の有無

などです。

特に、会社設立の目的が経営管理ビザの取得である場合、事業の実態が重要になります。

近年は入管の審査も厳しくなっているため、

  • 実際の事業活動
  • 売上の見込み
  • 取引先

などを具体的に説明できることが求められます。


荒川区で外国人の会社設立を検討している方へ

荒川区は、外国人にとって起業しやすい環境がある一方で、会社設立やビザ申請には専門的な知識が必要です。

例えば

  • 経営管理ビザの申請
  • 事業計画書の作成
  • 会社設立手続き

などです。

当事務所では、外国人の会社設立と経営管理ビザ申請のサポートを行っています。

これまで多くの外国人経営者の会社設立やビザ申請を支援してきました。

荒川区で会社設立や経営管理ビザの取得を検討している方は、お気軽にご相談ください。

行政書士DNR事務所では…

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